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SNS 投稿の炎上リスクを、出す前にチェックする

投稿してから気づくと、消しても残ります。SendSignal は、SNS や社外に出す文章を 出す前に読んで、危ない箇所を指すサービスです。このページでは、実際に何を見ているかを そのまま公開しています。ここに書いてある 20 項目が、判定の中身のすべてです。

判定は 4 段階で出ます

点数ではなく段階で出します。そして最も高い火種ひとつで決まります。 足し算にしないのは、炎上が「小さな問題がたくさん」ではなく 「決定的な問題がひとつ」で起きるからです。

投稿前に見ている 20 の観点

「危険ですか」と一度に聞くのではなく、20 個の問いに割って聞いています。 そうすると、なぜ危ないかが内訳として出ます。項目には階級があり、 致命 6・重大 10・注意 4 です。 致命の項目がひとつでもはっきり点けば、その投稿は止まります。

攻撃性

集団をひとまとめに否定している 致命
「◯◯な人は」「◯◯出身は」のように集団全体を一般化して低く評価している。
直し方: 集団をまとめて語っている部分を、自分が実際に見た個別の事例に置き換えると角が取れます。
特定の個人・団体を非難している 重大
名指し、または名指しに近い形(場所・肩書き・業界内で誰のことか分かる程度)で相手を責めている。
直し方: 相手が特定できる形の非難は、反論が本人から返ってきます。主語を自分の経験に寄せられないか検討してください。
人格や能力を見下している 重大
「センスがない」「頭が悪い」「中身がない」のように人そのものを低く評価している。
直し方: 人ではなく行為や仕組みを主語にすると、同じ主張でも刺さり方が変わります。
上から目線で説教している 注意
「〜すべき」「言い訳するな」のように読者を一方的に指導する調子がある。
直し方: 「〜すべき」を「自分はこうした」に変えるだけで、説教が体験談になります。

分断・不謹慎

意見が割れる話題に一方の立場で踏み込んでいる 注意
賛否が分かれる論点で、はっきりどちらかの側に立っている。
直し方: この話題で立場を示すこと自体が悪いわけではありません。商売の投稿と混ぜると失うものが大きい、という警告です。
災害・事故・不幸につけこんでいる 致命
不幸への言及と、購入・申込・来店・予約を促す告知(割引、残席、期限など)が同じ投稿に同居している。
直し方: 不幸への言及と告知は、別の投稿に分けてください。同居した瞬間に動機を疑われます。
他人の失敗や不幸を、笑うか切り捨てている 重大
他人が損をした話を面白がる、皮肉る、あるいは「自業自得」「自己責任」だとして助ける必要がないと述べている。立ち直ろうとしている努力や、そこへの支援をあざける場合を含む。
直し方: 当事者が読んだらどう思うかを一度想像してください。笑いの矛先が人に向いていると拡散が敵意に変わります。

事実・誠実性

根拠のない断定をしている 重大
「9割が成果を出す」「必ず治る」のように読者への効果を断定していて、出典や条件が書かれていない。
直し方: 数字には出典か条件を添えてください。景品表示法・薬機法に触れる形はここで止まります。
成果や効果を誇張して約束している 重大
「誰でも」「絶対に」「必ず」のように、例外なく成果が出ると約束している。
直し方: 「人によります」の一言を足すだけで、誇大表示の指摘を受けにくくなります。
宣伝であることを隠している 重大
利害のない第三者の体験談や感想を装っているが、実際には自分または依頼主の利益になる告知である。
直し方: ステルスマーケティングは2023年から景品表示法の規制対象です。PR表記の有無を確認してください。

立場と職務

内部の情報や機密を外に出している 重大
書類や画面の写真、あるいは文章で、公開を前提としない社内・取引先の情報に触れている。
直し方: 公開してよい情報かどうかは、自分ではなく情報の持ち主が決めます。出す前に確認してください。
批判に敵意や威圧で返している 重大
相手の理解力や態度を責める、突き放す、繰り返しへの苛立ちをぶつける、やめるよう迫る調子がある。
直し方: 苛立ちは読み手に伝わります。返信を保留し、事実の訂正だけを書けるか試してください。
職務上知ったことを語っている 致命
業種・地域・家族構成・金額などを組み合わせると、当事者や関係者が誰のことか分かる形で事案に触れている。
直し方: 事案を語るときは、業種・地域・時期のうち二つ以上を伏せてください。組み合わせで特定されます。
戦争や災害を売り文句の比喩に使っている 重大
「市場に核弾頭を撃ち込む」「競合を焼け野原にする」のように、被害の記憶を伴う語を、威勢のよさを示す比喩として使っている。
直し方: 被害の記憶を伴う語は、威勢のよさの比喩として使うと、当事者には別の意味で届きます。

配慮

差別的・侮蔑的とされる表現がある 致命
当事者が読んだら傷つく、あるいは蔑称と見なされる語や決めつけがある。障害・病気・出自を、たとえや罵り言葉として使っている場合を含む。
直し方: ここが立つと、他がどれだけ良くても投稿しないほうがいい水準です。該当語を特定して書き換えてください。
第三者の情報を許可なく出している 致命
実名が無くても、肩書き・来店や来訪の日時・同伴者・所在などを組み合わせれば誰のことか分かる。公表前の取引や提携を明かしている場合を含む。
直し方: 許可を取っているなら問題ありません。取っていないなら、伏せるか投稿前に確認を。
反論・抗議を呼び込む主張がある 注意
異論のある人が黙っていられない書き方になっている。
直し方: 議論を呼ぶこと自体は狙いうる効果です。意図してやっているかだけ確認してください。
前提が省かれていて、切り取ると意味が変わる 注意
文面にない前提を補えば問題のない内容だが、補わずに読むか一部だけ切り取られると、非難・不利益・排除の宣言のように読める。
直し方: 切り取られて拡散されるのは、たいていこの型です。省いた前提を一行足してください。

自分の行い

自分がした加害を手柄として語っている 重大
立場が上の側として相手を追い込んだ話を、肯定的または自慢げに書いている。立場の弱い相手を公に晒して責めている場合を含む。
直し方: 同じ話でも、相手を追い込んだ手際ではなく「何を変えたか」を主語にすると、読み手の受け取りが変わります。
してはいけない行為を自分から明かしている 致命
食品や商品の扱い、表示、手続きなどで、してはいけないとされる行為をしたと書いており、それを問題として扱っていない。
直し方: ここが立つと、投稿者個人ではなく組織の責任として扱われます。出す前に、社内で共有すべき内容ではないか確かめてください。

止めないことも、同じだけ測っています

この判定は 132 の文章で測りながら作りました。そのうち半分の 67 件は、止めてはいけない投稿です。 災害時に電源を無料開放する案内、出典を添えた数字、非を認めた謝罪文、障害者雇用の紹介。 危ない語に見えて危なくないものを通せるかどうかを、危ないものを止められるかと 同じだけ測っています。判定の定義を直すたびに全件を測り直しています。

判定には TypeSafe AI の Jev を使っています。文章を生成せず、 問いに対する確率だけを返すモデルです。だからこのサービスも文章を書きません。 書き直すのは人で、機械がやるのは「どこが・どれくらい・なぜ危ないか」を出すところまでです。

自分の文章で試す

登録なしで 5 回試せます。